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世にいうところの“世間知らず”では収まらないほど、
それはそれは限られた世界しか知らなかった。
十分に是非を説かれないまま振るわれる暴虐に、
当たり前に痛みを感じても泣くなと否定され。
存在も生きることさえも否定された絶望だらけの監獄で、
唯一の逃げ場としてのめり込んでた本の世界も、
少年には自分の脳内で再生される架空の世界でしかなく、現実とは程遠く。
そんな身のまま、頼るあてなぞ誰一人いない“世間”へいきなり放り出された少年は、
頼る先どころか何をどうしていいかも判らぬまま、
このままでは命さえ危うい、
他人を叩き伏せでもしない限り生き延びられぬかも…なんてところまで追い込まれていたが、
偶然 邂逅した 太宰(と国木田)に拾われて、
ひと悶着ののち、人としていられる居場所も与えられた。
此処に居る以上は、探偵社員として恥ずかしくないよう、よい社会人たれと励まされ。
新人ゆえにいろいろ拙なくとも、
先達の やり手ならでは故に言葉の足りぬ言いように委縮してしょげようとも、
項垂れたお顔を上げ直し、前向きに駆け出せる粘り強い子で。
ヘタレだなぁと言われるほどの、気立ての優しささえ保持しつつ、
昨日より強い子になろう、今日より前へ駆けてこうと、
真っ直ぐな気性とその双眸の目映さは挫かれることはなくて。
そんな小気味の良い在りようや 若年なりの強靱さが評価されないわけがなく。
その素直さから いつか折れては仕舞わぬか、
どっかの理想主義者さんよりも まだまだ人間が甘いから心配だなぁと、
やや斜めな格好ながらも 慧眼もって見守る人は多くいて。
自己評価の低さはそのままに、よって自覚はせぬままに、
それはすんなり 皆から愛される存在となってもいて。
そうともなれば、
甘えていいのだと懐に入れられることも多くなり
ずっと非力だった幼いころに、
出来ることなら、若しも願い事が叶うなら、
誰かに こうしてほしいと思ってたこと。
自分には とうとう縁がなかったから、
大人になったら誰かへしてあげたい温かいこと。
それを、今の今 差し伸べてくれた人がいて。
ずっとずっと自分にはただ見ているだけの処だった、
それは眩しい世界に “居てもいいよ”と輪の中へ引き入れてくれて、
一緒に頑張ろうねと肩を叩いて笑いかけてくれて。
そこは泣きたくなるほど暖かで、他の人たちもそれは優しくしてくれて。
ただの気まぐれ?
たまたま いい子だったところを見られたから?
だから、此処にいていい子だと思われているの?
だったらそのまま いい子でいなきゃあ。
あるがままでいていいのは、
ぼんやりしたり不平をこぼしたり、そんな勝手をしていいのは、
無償の愛を受けられる、実の親がいる子だけ。
ちゃんとした足場を登って来た“いい子”だけなのだ。
そうではない自分は、
此処にいていい、生きていていいと、誰かに認可されてでなきゃあダメなのだと。
哀しいかな、そうまで動機付けしないとしっかと立っていられない、
過酷なあれこれに巻き込まれすぎたので。
ああもう何で自分を大事にしないと、そんな叱責されたとて、
ああ心配させちゃったんだ、反省しなきゃあと思うばかり。
まだまだそんな過程にあった子が、
恐らくは初めてだろう、自分の側からも傍に居たいと想う人が出来た。
それは愛しいと慕う対象が出来た。
何につけ及び腰だった気弱な彼が、
それでは突き放されてしまう、さよならされてしまうというのを恐れ。
厄介ごとに巻き込まれるだけだからと離れてこうとする人へ初めてしがみついたのが、
ポートマフィア幹部だったのも、何とも微妙な巡り合わせで。
わがまま言ったら困らせる。
ああでも、なんて眩しい人なのか。
しかも、自分の傍に居ては不幸になると、そんなとんでもないことを言う。
なんで? こんなに幸せなのに、
思うだけで体中がホカホカして何でも出来そうな気持になるくらいなのに。
逢いたいと言えば都合つけてくれて、
腰が引けておればぐいと引き寄せてくれて。
最初は微笑ましいなぁなんて見守っててくれたものが、
離したくないと、温みを分け合えるよに掻い込んでくれるよになって。
お前こそが欲しいのだと求めてくれて。
もういっそ、このまま死んでしまっても悔いはないかもと思うほど。
例えるものがないほどの至福というものへと上り詰めた気弱な少年。
だがだが、そんな至福は臆病者には荷が重すぎたかもしれなくて……。
◇◇
唐突に消息を絶った敦だったことへ
その行方を案じ、捜索に掛かってくれたのは探偵社の皆々様だけじゃあなく。
何と うろついていたのを最初に見つけたのは芥川だったし、
行方不明だった段階では中也も探してくれたのだという “コトの次第”を太宰から聞いて。
うひゃあと蒼くなったり赤くなっちゃったりした虎の子くんへ、
翌日の朝早くに与謝野から通達のあった臨時の非番。
社長にも報告してある、大事を取って休みなさいと
本人でさえ直前に聞かされたそれを、
どうやってだか聞きつけたらしい中也から お誘いの電子書簡が届けられたのが、
彼女は通常出勤だった鏡花を見送ったすぐ後で。
「中也さん?」
「おう、おはようさん。」
愛車で迎えに来たそのまま、ほれほれ乗った乗ったと強制連行されてしまい。
状況は判っている、外歩きに連れ回そうっていうんじゃあない、
様子見の休養に付き合うだけだ、と
探偵社で目を覚ました敦の側からは、結局 昨日は逢ってはない恰好だったため、
直接会うのは何日ぶりになることか。
社員寮まで迎えに来てくれたその姿を視野に収めただけで、
早くも頬が赤くなったし、鼓動も心なし早くなったようで。
何処の女学生なんだかと自分でも呆れてしまうほどに、
やっぱり大好きな伊達男さん。
鷹揚不遜な、でも機能的で流麗な所作動作は、男らしい自信にあふれていて恰好よく。
「ちゅ、中也さんっ?」
「何だ可愛いな、舌っ足らず♪」
緊張してか片言みたいな喋り方になったの、
可愛いなと ははっと短く笑いながら、
いつものように敦のシートベルトを手際よく装着してくれて。
こうまで運ばれては、こちらとしても振りほどいてまでの拒絶をする理由もなく、
独立したシートに坐したがための近いが遠い距離間の中、
相変わらずに惚れ惚れとする秀麗な顔容に見惚れて頬が熱くなる。
ベルトを装着するのにと密着するほど近づいた香りや温みが、
衣紋越しでも頼もしい、強かに鍛えられた充実した肢体との接触が、
久方ぶりだったからだろか ひどく嬉しくて、同じほどに切なくて。
「ん? どした?」
表情が固まってしまったように見えたのか、
気遣うような声を掛けられ、
「いえ、何でも…大丈夫です。」
動きを止めてこちらを見やる青い双眸に、
何でもないという言い回しは禁句と言われたことがあるのを思い出す。
心配させたくなくてのお言いようだろうが、案じさせてくれたっていいじゃないか、
大丈夫か?と差し伸べた手を払いのけられるみてぇで ちょっと辛いぞと、
結構 言い続けててから、“しょうがねぇなぁ”との苦笑交じりに言ってくれたんだっけ。
何でも見澄まされていて、
しかも負担にならないよう、それは精細な守りようをされている。
大人だから経験豊富だからという割り切った納得が浮かぶより、
___ そうまで大切と、囲い込まれているのが嬉しいと
ああ、ボクって単純だよなぁなんて、
ほっこりとした想いを抱きしめたまま、
彼の持つセーフハウスの内の1つへ運ばれた。
敦に一番馴染みのあるフラットで、
好きにグデグデしてななんて言われたので、
ではと リビングのソファーに腰かけ、お気に入りのクッションを抱え込めば、
品の良い秋色のベロアのカバーから ほのかに香るは、
中也のトワレの匂いとうっすらと煙草の香。
相変わらず敦の前では吸わない彼だが、
それでももはや染みついているそれ、
ほろ苦い香りもまた少年にはすっかりとお気に入りになっていて。
「おや。俺の身代わりか?」
相変わらずの手際の良さで、
上着や帽子を取った姿に転じ、さして間を置くこともなく戻ってきた部屋の主様。
胸の前で腕を交差させてまでして ぎゅむと抱え込んでいるクッションに気づくと、
運んで来たミルクティーのカップと焼き菓子をローテーブルへと並べてから、
すぐの傍らへと腰を下ろし、縫い包み代わりのそれをポンポンと叩いて見せる。
それから、本人が居るんだからよと言いたいか、
くいくいと自分を立てた親指で差して見せ、にんまり笑うところが、
「〜〜〜〜〜〜。//////////」
あううう〜〜、悪戯っぽい仕草なのに何てカッコいいんだ、中也さん
そして、何で通じちゃうんだ、ボク…という
可愛らしくも呆気ない、羞恥反応を引き出して仕舞うのも常のこと。
色味の薄い頬やら耳朶やら、
白いままの髪との対比が物凄いほど真っ赤っ赤になっているのが、
語らずして既にいろいろと物語っており。
「…………?」
「…………。//////////」
んん?と、どうした?と余裕で見やられては、
このまま視線での綱引きを続けられるわけもなく。
クッションは離さぬまま、その身をゆっくり傾けさせ、
待ち受けている頼もしい懐へぽそんと収まった、
そのたどたどしい ぎこちなさといったらっ!
“うぁ、どこで覚えたそんな鬼技♪”
誰にも教わってねぇって、うん知ってたっ…と、
ノリツッコミ付きで感動した幹部様だったのはどうかご内密に。(笑)
「…中也さん?」
何だかよく判らない現象に引きずられ、
お忙しい職場の皆様を奔走させた上、
覚えてないけど どうやら愛らしい幼児になってたらしいと言われて。
皆さんは“微笑ましかった、何の後遺症もないならそれでいいじゃないか”と
済んだこととして片づけてくれたけど。
もしかして、それが原因だっていうなら、
またぞろ同じものを蓄積させる彼なのかもしれないなぁと
薄い肩をすくめさせ、しょんもりしたまま見やって来る少年へ、
ついついそうと感じてしまった兄人で。
「太宰に言われてそうなんだと気づいたって順番が腹立つけれど。」
そうまで鈍感な自分だったということか?
いやいや、そうまで頑張ってた敦だったということだろう。
第一、そんな尤もらしいことをのたまった太宰にしても
今回の事態の根っこは?と深慮した結果 辿り着いた論説だったようだし。
「???」
キョトンとする虎の子くんへ、和んだ眼差しを据えたまま、
一旦伸ばしかけた手を止め、こんな折でも外さない手套をするりと外すと、
柔らかでまろい輪郭なままの頬へ触れ、そおとそおと撫でながら、
「誰かに甘えることが “負け負け”だって思ってねぇか?」
「う…。」
「それとも重しにならないかって案じてないか?」
「えっと…。」
寂しいからと縋るなんて、構ってほしいと請うなんて、
幼い子供じゃあるまいしって、振り切るみたいに諦めてねぇか?
寂しくてと きゅうんと見やったその甘え。
そんな態度を取るなんて相手に重いんじゃなかろうかなんて思っているなら
そりゃあ大きな間違いだと、わざわざ言葉にした上で、
「それもまた“特別”なんだぜ?」
「特別?」
キョトンとし、小首を傾げた愛し子へ、ああと和んだような目を向けて頷いてやり、
「それこそこっちの勝手な驕りかも知れねぇが、
大切な存在が笑ってくれるだけでじんわり嬉しくなる。
そんな特別がもらえるんならって、そりゃあワクワクする。」
手前には手前の意気地もあろうが、それでもな、
いくらでも甘やかしたいって思っちまうんだよ、
寂しいまんま放っておけねぇんだ、と。
彼の側もまた切ないと言いたげに目許を細め、
「期待したことが叶わない手痛さは俺だって結構知ってる。
最初からこんな偉そうな立場にいたわけじゃねぇからな。
なあ、そんな俺に、
昔 悔しい思いをした分も、敦を幸せにするって欲を叶えさせてくれねぇか。」
「……っ。」
自分がしてもらいたかったこと。そりゃあ辛くて悲しかったころの夢。
その分を誰かへつぎ込みたいって想いは自分にだってあったから。
中也の説くそんな切望はするりと飲み込めたし、
じいと自分を見やってくれる眼差しの優しさが、
何とも言えない甘い熱をそそいでくれて。
「…もう十分甘えているんですよ?」
「まだ足りねぇよ。」
大威張りな声を出し、
ふんと鼻で息をつきつつ続けたのが、
「そうさな、俺を甘やかすつもりで駄々こねりゃあいいんだ。」
「そんな無茶な。」
変な理屈だと眉を下げたものの、やっぱり大威張りな中也なの取り為すのは難しく。
…というか、何をまた おかしなことへ
大真面目に言い合っている自分たちであるものかと気が付いて、
「………ぷふ♪」
「くくく…。」
真摯な眼差しが交差し合っていたはずが、どちらからともなく噴き出してしまう。
肩口へ頭を預け、頬を摺り寄せ “もうもうもう”と
責めるように言いつつも甘えかかった敦なのへ。
頼りない上背、くるんと懐へ抱き込んで、
ぎゅうぎゅうと抱きすくめる中也であり。
大好きだ、大好きですと、
互いへの想い、改めて告げ合う、甘い甘い二人であった。
おまけ<<<
異能が暴走したなんて言いようを、太宰の野郎はしてやがったが、と。
ひとしきりぎゅうぎゅうと抱きしめ合いの、
ついでに、甘いミルクティーとどっちが甘いかなんて、
やわらかな口許の甘さをしっとりと確かめ合ってから、ふと中也が呟いて。
「本当にそうなんだろうか。」
「…はい?」
宿主である敦の支配下にあるべきもののはずが、だが、
戸惑いの蓄積がつのりにつのった挙句、制御が利かずに、
日頃は抑え込んでいたはずの“甘えん坊”なところが飛び出てしまったわけだが、
「もしかせずとも、
相棒の“月下獣”までもが協力してくれてたってことなのかもな。」
「月下獣がですか?」
ああ、そうでなけりゃあ、
虎の姿へなるなんていうワンクッションに加担してくれなかったかもしれない。
あ…。
甘え方が判らずの及び腰。
幼い子供の姿なら、いやいや いっそ愛らしい獣の子であったならと、
一緒に考えてくれたのかも。
「敦が傷つかないようにってな。」
「そ、そうなんでしょうか。////////」
まだまださほど自分の異能についてを掘り下げたことはない。
途轍もない窮地の中、新しい力を見せてくれて、
それで乗り切ったという格好の開眼ばかりで、
象徴のように大きな虎の姿を見る時は、決まって自信のない時ばかり。
なのでか、声が小さくなった敦だが、
「どれほどの傷を負おうと、そりゃあ素早く回復してくれるのは、
引っ繰り返しゃあ、
痛い思いや不利な状況から一刻も早く解放してやろうって癒しの力だろ?」
俯くなと言いたいか、
額に手を伏せ前髪をグイっと掻き上げてやりつつ
中也は不敵に笑って見せて、
「気持ちの面でも傷つかないようにって、頑張ってくれてたのかも知れないぜ?」
「そんなぁ…。////////」
自分のみならず、芥川とは別な意味での“相棒”までも、
そんな風にねぎらうように言ってくれるなんて、
やさしい人だなぁと胸を衝かれておれば、
「怪我は回復させての跡までするりと消してくれるのに、
そういやキスマークは消さねぇし。」( あやまちと寝違えは早めに対策を 参照)
「う…。//////////」
あの青鯖の異能に負けじと 踏ん張って頑張ってくれたのだから、
いろいろと気が利く奴だよな。
何言ってますか、もう。///////////
微妙に脱線しながらも、互いの視野の真ん中にはお互いを納めたまんまの睦みよう。
そろそろ訪のう冬の気配にも、
どこ吹く風とのまろやかさで、ぬっくぬくな二人であるようです。
…………………………で。
中也には、
虎くん、いやいや月下獣が頑張って踏ん張って
敦くんを甘やかしたのかもなんて言ったけど、
私の異能無効化にそうそう耐えられるもんじゃあなし。
きっと、本音が出ちゃう異能に便乗したんだよ、あれ。
…はい?
何ね、敦くんを始めとする探偵社の面々が
後片づけに遅くまでかかった大元の騒ぎってのは、
ハロウィン気分に盛り上がった若いのが、
そんなの関係ない某繁華街での秋まつり
収穫祭フェスティバルの会場をはしゃいで荒らしたのを
制圧&会場修復って事案だったんだ。
そうだったんですか。
ただの暴動もどきが日之本で起きるとは考え難いが、
気分が高揚して箍が外れたんなら判らない。
繁華街で酔っ払いがお巡りさんへ食って掛かったり手を揚げたりするってレベルのは
外国へ行かずとも見られる日常茶飯事らしいからね。
「ましてや、異能を振りまかれていたとあってはね。」
「? …それは。」
うん、取り押さえてる途中、私の異能への引きがあったんで気が付いた。
何人か、日頃以上に羽目を外してる子がいたようで、
押さえつけてる色々が表へ出て来る系の異能に影響されてたんじゃないのかな。
「勿論、月下獣くんも頑張りはしただろさ。私が触れても消えぬよにね。」
でも。
敦くん自身の胸のうちに、
何年もかけてそりゃあ強く強く押し込まれてあった願望を解き放つトリガーとして、
異能力者に触れねば解けないタイプの精神系が降ってきたのへ、
あ、こりゃあ都合のいい異能だって便乗しちゃったってのも捨てがたい。
「……異能に意志があって、
守護のように憑いている存在であるようなお言いようですね。」
「なに。紐解かれていないというのなら、
そんなロマンチックな説があったっていいじゃないか。」
一応の結論は出したが、
自分の異能に影響受けないところが納得いかなかったのだろか。
そんな持論を滔々と連ねる辺り、
負けず嫌いなお人だなぁと、思いはしても口にはしなかったところ、
禍狗の君も成長しておいでなご様子ですvv
〜 Fine 〜 18.10.14.〜10.31.
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*獣耳のショタ敦くんというお題一つにこれだけかかる冗長おばさんです。
何だか大急ぎでまとめたみたいな後日談篇ですいません。
つか、もはや亡霊と化した院長先生と対になってるみたいに、
寂しいなぁと膝を抱えた子供の印象が 敦くんにはついつい付いて回るのですよ。
なので、中也さんの愛情で温めてやってほしいなとですね。
おまけのおまけは、
異能無効化さんのちょっとした強がりというか自分への言い分けのようなもの。
だって中也ばっかり頼もしい人扱いなんてさぁと、
こちらはこちらでやっぱり敦くんを構いたいお兄さんとしては、
月下獣も偉いけどさ、でもねと、
言いたいことがあったらしいです。(笑)

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